最近、さわやかな晴天が続いている。
最高気温は20℃前後、乾いたそよ風が吹き空は雲一つない群青色、「気持ちのいい天気」を絵に描いたような毎日だ。

不要不急の外出は控えるっていったって、家に閉じこもっているのはもったいない!
政府も「健康維持のための散歩や屋外スポーツは奨励」というスタンスだから、心身の健康の維持という名目で、子供と毎日長時間のお散歩を楽しんでいる。
ほら、この青さ!

「はい、ママあげる。」ヒナギクの花束・・・

こんなに素晴らしいお天気なのに、やっぱり出歩く人は少なくて、もったいない・・・と思う一方、人気のない風景がとても絵になるので得した気分だ。
4月9日から、ホームセンターと自転車用品店が営業再開できることになった。
本屋よりも洋服屋よりも先に、ホームセンターと自転車、というところがなんともチェコらしい。
チェコでは共産主義時代、国外に自由に旅行できなかったので、自宅から車や鉄道で通える距離に小さな土地を買い、寝泊りできる小屋を建て、週末や長期休暇にそこでガーデニングや日曜大工、バーベキューなどを楽しむという習慣があった。
規模の小さなものは chata(ハタ)、長期間生活するにも困らないほどの大きさと設備を備えたものを chalupa(ハルパ)という。
前者は主に町に住む人が郊外に持つことが多く、後者は自宅からかなり離れた山麓や湖畔などにあることが多い。
今でもこの習慣はなかなか根強く、そういった「週末の住処」で作ったり、直したり、植えたり、遊んだりするのに必要なものを売っているホームセンターを開けた方がよい、ということになったのだろう。
町中で遊ぶところが全部閉まっているので、ハタやハルパで過ごす人も増えているらしい。
もっともそういうところまで来て集まってワイワイ騒いだり、敷地の外でマスクをしていなかったりする不届き者がいないかと、パトカーが巡回しているそうだが・・・
余談だが、緊急事態宣言が出てから犯罪発生件数が25%も減少した、とテレビで報じていた。
【今日のおもしろチェコマスク】

Piráti(海賊)という名の政党の議員さん。よく見るとかわいい海賊の柄が。
お次は、イースターのウサちゃんと卵。
今年は4月13日(月)がイースターです。

襟のマークを見る限り、赤十字の人でしょうかね・・・
面白いマスクの人を見ると、ついカメラに収めてしまいます。
マスク着用令が解除されたら、ちょっと物足りなくなったりして?!
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