祭りだ、祭りだ!

わが町に、移動遊園地が来た。

毎年イースター休みにやるはずが、今年はコロナのせいで延期になったのだ。

場所は、時々巡業のサーカス小屋も立つ、町はずれの空き地である。

周辺の道路も通行止めにして、屋台を並べている。

例年とは違うシーズンの開催だし、コロナにも考慮して半分ぐらいの規模だ、と聞いていたがどうしてどうして、印象としては7割ぐらいの熱気だ。

地域の人々も楽しみにしていたようで、朝の10時半だったが子供連れでごった返していた。

この「お祭り」は3日間続き、地元民だけでなく車で1時間ほどの距離からも多くの人がやって来る、この辺では有名なイベントなのだ。

下の写真で、屋台の上のほうにぶら下がっているハート形のものは、ジンジャーブレッドに似たチェコの伝統菓子「ペルニーク」に、「アイラブユー」だの「おばあちゃんは世界一」だのがアイシングで描かれたもので、主にプレゼントとして買われる。

こちらは「わたあめ」の屋台。

チェコのわたあめには色がついていて、真っ白のものは見たことがない。

日本のように、木のスティックに巻きつけた(?)ものをその場で食べることもできるが、バケツ型の容器に入った持ち帰り用のもののほうが人気があるかもしれない。

わたあめを家に持ち帰って食べる・・・その発想が、日本人にとっては驚きだ。

ちなみにその場で食べるわたあめが40コルナ(約180円)だった。

チェコの相場からするとそんなに安くはない印象だ。お祭りでは何でも割高なのは日本と一緒。

さあ、アトラクションのゾーンに来た。

子供向けの汽車ポッポや回るコーヒーカップから、見ているだけで怖いものまで、種類も豊富だ。

いくつあったか数えてはいないが、20種類はあると思う。

これを2日間で組み立て、1日半でばらして撤収し、またどこかの町へ行くのだろう。

アトラクション・ゾーンの雰囲気は次の動画でお楽しみいただきたい。

上の動画で、最初に左奥に見えている「フライング・スワン」(仮名)に乗って撮ったのが、次の動画だ。

お祭りの全景がお分かりいただけるだろう。

アトラクション類は苦手な私だが、このスワンは回転もゆっくりだし、足元のバーを操作して自分で高さを変えることもできて、とても楽しかった。

アトラクション・ゾーンのそこここに、消毒ジェルのポンプが設置されたスタンドがあるのに気づいた。

見たかぎり、マスクをしている人は皆無だった。

コロナウイルスなどまるで存在しないとでもいうように、喧噪の中で夏の日差しと開放感を楽しむ人々。

毎年思うのだが、ここでは大人のほうが子供よりもはしゃいでいる。

一時期、日あたり新規感染者が20人を切ったチェコも、最近また3桁の日が続いていて、なんとも見通しがすっきりしないのだが・・・

穏やかなアトラクションを楽しみ、カニ肉なんて全然入っていないと思われる「カニフライ」を食べ、挙げ句の果てに180コルナ(約820円!)もする風船を買う破目になり、大満足の子供と首のうしろを真っ赤に日焼けした私は、帰路についたのだった。

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