チェコの墓地と、ジョークをすこし

マスク着用令が出てから、ちょうど1か月経ったらしい。

家族以外は下半分が隠れた顔しか見えないのにも慣れてしまった。

陽気がよくなってきたのと、人々の気分にもかなり緩みが出てきたのとで、最近は見渡す限り誰もいなければマスクをアゴまで下げ、「あ、向こうから人が来るな」と思ったら鼻まで上げる、という状況をよく見かける。

でも用心する人は極端に用心していて、先日はスーパーに、戦闘用のガスマスクのようなものを着けているオバサマがいた。

こういう時、「カメラちゃんになりたい!」と思う。(ご存じでしょうか?目で「カシャッ」とやって写真が撮れる女の子・・・)

土曜日も天気がよかったので、散歩がてら墓参に行ってきた。

陽当たりがよく緑がいっぱいで、ここに来るのは結構好きだ。

入口に近いこの辺りは大きくて立派なお墓が多い。

進んでいくと、こじんまりしたお墓が並んでいる。

色とりどりのお花がきれい・・・なのだが、実はこれ、9割以上が造花である。

どうせすぐにしおれてしまう生花を供えるより、枯れない造花がいい、ということらしい。生花なら鉢植えは結構ある。

ちょっと失礼して・・・知らない方のお墓を近くからパシャッ。

左側のお墓のように、故人の写真を墓石に埋め込んだものも時々見かける。

このお墓は、正面奥のガラス窓の中に骨壺を入れている、ちょっと特殊なタイプだ。

また右側のお墓は日本でよく見る「〇〇家之墓」タイプだが、左側は今のところ写真の故人Annaさんしか納められていない。

夫婦だけ、あるいは一人だけのお墓も、印象としては3割くらいあるようだ。

ちなみにチェコの墓参作法は、お墓の周りをきれいにし、鉢植えがあれば水をやり、ロウソクに火を付けて供える、というもの。(日本のように墓石に水をかけることはない。)

チェコでは墓荒らしが結構よく出没し、簡単に外せそうな装飾や凝った供え物、きれいな鉢植えなどを置くと盗まれるので、皆用心している。

・・・・・・・・・・・・・・

と、お墓の話題で終わるのもアレなので、今日はコロナウイルスにまつわるチェコのジョークをご紹介したい。

小話的なジョークといえば、ロシアのアネクドートが有名だが、チェコ人の暮らしにジョークの染みついている様は、ロシアのそれにもひけをとらないのではないか。

「警察官ネタ」「人種的ネタ」(←○○人は××だ、のパターンやジプシー(ロマ人)をからかうようなちょっとキワどいものも)「ブロンド女性ネタ」(←なぜか金髪の女性はおツムが弱い、という位置づけ)が代表的だが、時事問題で何か動きがあるとすぐにどこからともなくジョークが生まれ、職場では仕事のメールに混ざって転送され、パブでもバカ笑いの種になってビールがすすむ。

そして今、世界を一色に染めているコロナウイルスは、格好の題材なのだった。

最初に子供ネタを。スマホ依存の現代っ子を揶揄したもの。

「子供たち、手を洗わないとコロナウイルスにかかりますよ。コロナウイルスで死ぬことはないけれど、感染病棟には無料WiFiがありません。それが命取りになるでしょう。」

お次はコロナとブロンド女性をかけ合わせたものか?

「皆さん!政府の言うことを鵜呑みにしたらダメですよ。買い物に行くときはマスクと手袋だけでいいって言ってたのに・・・今日そのとおりにして店に行ったら、他の人たちはズボンとシャツも着てたわ。」

最後に、キワドくない(と思われる)人種(国?)ネタを。

「コロナウイルスとパスタの共通点は?

 生まれたのは中国だけど、それを世界に広めたのはイタリア人!」

いずれ警察官、ブロンド女性などの「通常ネタ」ジョークもご紹介するつもりだ。乞うご期待。

この季節、あちこちで群生しているラムソン(medvědí česnek)。クマニンニクの別名どおり
ニンニクのような香りで、私はハムと一緒にパンにはさむのがお気に入り。

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